
自分の体を意のままに使えるようにする
運動するときにも、危険から我が身を守るときにも、自分の体を自分で思うようにコントロールすることができると、その目的をかなえることができる。じっくり自分の体と対話して、自分の体がここまで開くことができる、自分の体がここまで耐えることができ、こんな動きができると、意のままに体を動かせられるることを目指している。
安全に運動ができる。
運動を安全に行う上で、また、運動後の筋肉疲労の回復を早めるために、体を柔らかくしておくことは大切な条件である。
自分自身を開いた人間となる
体が思うように動くようになる、自分の限界が高まる、そんな体験をすることにより、自分の良さに気付き、自分を好きになり、体だけでなく自分自身を開くことができる。
特徴
1.いつでも、どこでも、準備もなく、時間の制限も少なく取り組みやすい。
2.仲間の美しい姿や巧みな動きに対する感動が大きく、あこがれを目標にできる。
3.仲間と学びあったり、協力し合ったりする場面が多いため、学級の子どもたちの繋がりが強くなる。
4.努力すれば、しただけ進歩する。(運動が得意であるとか、不得意であるとかにはあまり関係がない。
苦手であっても、ねばり強く取り組むと、進歩して自信がついてくる。
努力することの大切さや、誰もがみな可能性を持っていることを体感できる。)
5.体のすみずみまで使うことによって、動きに丁寧さが出てきて、集中力が養われる。
6.呼吸を大切にすることによって、体を緊張させたり、弛緩させたりするなどの
体の使い方が自然とできてくる。(このことは、器械運動で特に役立つ。)