《柔軟の基礎3》  6本の指でマットをつかむ

マットでの演技の場合、指でしっかりとマットをつかむ。このとき。指が盛り上がってい る。(爪が白くなる)。少し指を立てるかんじ。 両手のひらは、ハの字になるようにつく。 指はしっかり広げて、てのひらの面積を大きくしておく。

このとき6本の指でマットをつかむ感覚が必要になる。
大事なことは、どうしたら6本の指でつかめるかを指示すること。
ただマットをつかんだだけだと。腕に重心が乗らないので、5本の指でマットをつかむだけになる。
6本の指でつかむと言うことは、図のように腕にしっかりと体重が乗り、5本の指と親指の付け根でマットをわしづかみする状態になる。
この状態になるには、この写真のように腰を前に出して重心を前に移動する必要がある、重心が腕の真上に来るから、6本目の指でつかむことができる。
 
下の2つの前転の手の様子からも、徐々に手がマットをわしづかみしていく様子が分かる。