光明版《大きな前回り》 首を立てて体を止め、6本の指を実感する練習。
〜 Aの姿勢「首を立て体を止める」 Bの姿勢「重心が前に掛かり回転する」を活用して〜
@大きく息を吸い、今から行う演技のイメージを作る。
その後、ゆっくりした動作で丁 寧にマットに手のひらを置いていく。
そっと手を置く。音がしない。
※このときまずAの「首を立て体を止める」姿勢をとり、体を止め、正しい体の位置を整える。
AAの「首を立て体を止める」姿勢のままで、さらにかかとを上げ、腕に重心を乗せていく。
腕がぶるぶる震える。
手が自然とマットを6本の指でわしづかみする。首を立て胸を作っているので前に倒れない。
この体験が自分の体を自分でコントロールす る貴重な体験となる。
B頭を中に入れ、おへそを見てBの「重心が前に掛かり回転する」姿勢になると、前転が始まる。
頭と肩の間から着地する。
音がしないぐらい、ゆっくりとした静かな着地となる。
※着地の瞬間まで床をけらない。足の指は床に付いたままになっている。前回りは跳ねない。
C背骨を一つ一つ床につけていくイメージで、ゆっくり、ゆっくり丁寧に回る。
※このとき、写真のように、足は指先まで神経を集中してきれいな姿勢を保つ。
D足を素早くおしりに引きつけ、頭を中に入れBの「重心が前に掛かり回転する」姿勢をつくる。
ゆっくりだった回転に勢いがつき、きれいに立つことができる
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