
今回は、7人の参加があり国語・図工の実践を紹介と教材研究をしました。
河島先生より 本当の学力について
教材教具の募集、教育論文などにぜひ応募すると、まとめる良い機会となる。皆質の良い実践をしているので、果敢に挑戦してみると良い。
川勝知事が結果の公開をしたことの影響は大きい。暴走と言ってもいい。学力テストの結果向上が、学校経営の大目標になってしまうと危惧している。できない学校・教師・子どもを叱責して、向上させようとしている。これは教育にはなじまない。こういう時代は、校長の学校経営は難しい。教育委員会や、知事の言動を気にするようになる。
学力について
学力というと普通はテストの点数で決まるものだと思われている。しかしこれは、「学んだ力」のことだと思う。学力を文字通りに読めば「学ぶ力」と読める。本当に大事なのは、「学んだ力」より、「学ぶ力」だ。
学ぶ力とは「知らなかったことを知る力」「分からなかったことを、分かるようになる力」「できなかったことが、できるようになる力」のことだ。
学んだ力とは「覚え、思い出す力」「知っていることを書く力」「知っていることを話す力」だ。
どれだけ学んだ力が増えるよりも、どのようにして「学ぶ力」を豊かにするかを知りたい。
いったい、学力とは何だろう?
読み書きそろばんが、基礎学力なのだろうか?
自分の一番思いでのある場所を描くことがテーマ。
「一生の宝にしよう。」と呼びかけた。
校舎、プールなど、それぞれの思いの強い場所を選んだ。
繰り返し言葉の面白さを感じて読ませたいと考えた。
子どもたちが、詩っておもしろいと感じたところで、
「何がおもしろいのか考えてみよう」と内容の理解に入っていった。