それぞれ、忙しい日々を送っています。
そこで、以下のような考え方で運営をしています。
・学びたいときに参加する。参加できるときに参加する。
・メンバーが集まれるように毎月会場は確保しておく。
・9:00〜12:00の間、入退場は自由。
・全教科の指導技術の研修を行っていく。
浜松授業研究の会では、全教科の研修に取り組んでいます。すべての授業で、子どもたちに学ぶ喜びを感じてほしいからです。
しかし、どの教科においても国語力は基本となります。そこで、毎回必ず国語教材の解釈の仕方を学び、国語の指導力を高めています。
私たちは日本人です。ですから国語の教材も読めば分かります。いえ、分かると思ってしまいます。しかし、上辺だけさらっと読んでも本当の内容や主題はつかめていません。「展開の核」を中心にして、いかに考えさながら丁寧に読んでいくか、全員に考えを持たせて賢い子どもに育てていくかについて研修しています。
それぞれが、実際に授業を行った報告をします。
子どもたちがどんな課題意識をもったのか。どういう仮説を立てたのか。何を根拠に仮説を証明していったのか等々を検証します。もっとこうしたら更に良くなるなどと、指導に対する助言やアドバイスも行います。
実践に対して多方面から評価されることで、授業者が自信をもつ機会となるとともに、新たな課題を見つけるチャンスにもなります。
また、これから指導する内容を一人で授業研究するのは大変です。この場で、今後行う教材について検討し合います。
図工作品の鑑賞は、往々にして良い作品や、課題のある作品についてだけ話し合いの俎上に載せられます。
しかし、浜松授業研究の会は全員参加の授業をめざしています。
全員の表れを持ち寄って、全作品を見ながら研修を進めます。どのような指導をしたら、得意な子も伸び、普通な子も伸び、不得意と感じている子も伸びたのかを探ります。
また、どの子も満足する作品に仕上げるための展開の核を見つけていきます。それが、参加者の宝物になっていきます。