電柱のある風景 春の春野
  
下書きをする順序
まず、突き抜ける大きさで電柱を詳しく 今度は全体を入れて電柱を詳しく。 さらに家を半分より下に書き込みます。
絵は、下絵が命です。
自由に描かせると、小さくなったり
主題がぼけたりします。

最初は、構図を教えるためにも
構図の書き方を教えながら完成させます。

近く=電柱
少し遠く=家
遠く=山並み
の3つが入ることで、
遠近感のある絵になることは
下絵が完成した時点で教えます。
周りの家々などを丁寧に加えます。 最後に、遠景として春野の山並。

下書きの完成
最初からペンで下書きしました。失敗できないと思うと、慎重に、よく見て描きます。

色塗りの指導(この場合、電柱の色作りを教えました)
三原色を小部屋に入れ、それを混ぜ合わせて自分だけの黒を作ります。 その黒に白を混ぜて、5段階の明るさのねずみ色を作ります。電柱はこの5色を使って塗ります。

完成した絵
色塗りが完成した時点で、もう一度外に出て、電線をよく見て書き込みます。電柱=近い 家=中景 山=遠景に、電線が、右・中・左と左右の奥行きを与えてくれます。