学級内に対立が生まれ、そのどちらが正しいかを吟味していく過程はおもしろいものです。
子どもたちは夢中になります。
最後には、子どもたちが最初にもっていた教材に対するイメージが変わっていきます。
そのためには、対立する意見を、鮮明に浮かび上がらせる必要があります。
展開の核を探す
1.中心人物の言動で、予想外の変化のありそうな段落を選ぶ。
この際、物語を次のように一文にします。
「Aだった主人公が、Bすることによって、Cに変化する話」
「B」の箇所を突き詰めていくと見つかりやすくなります。
2.選んだ段落の中から、中心人物の予想外の「変だ」「おかしい」言動を記述した文を選びます。
3.その文が本当に事件性のある、非日常的な内容があるかどうかを調べます。
「普通なら〜するはずなのに、〜している。これは変だ。これはおかしい。」
4.その文を「展開の核」とします。
「展開の核」を調べる
1.「展開の核」の中から、さらに「変だ」「おかしい」と思う語句を選びます。
その語句の意味を調べます。当たり前だと思っても、調べてみます。
これが、今後追求していくときの道しるべになります。
※作成中